日常
47歳になりました。
この世に私を生んでくれた母、そして私に命のバトンを繋いできてくれたご先祖様、
私をとりまくたくさんの方々にありがとうの想いが溢れる日です。
お誕生日には一年のテーマを決めます。 この頃、よく思うのは。。。
泣くよりも笑う方が実は難しいということ。
どんな時でも笑っていられる人は本当に強い人。 笑っていたい。
苦しい時、踏ん張らなきゃならない時、病気の痛みがある時、
ムーンフェイス(ステロイドを飲んでるので顔が丸くなる副作用ね)
がひどくなってきた時スランプに陥った時もあえて笑う!(笑)
どんな辛くて苦しい状況でも心には風の抜ける道がある。
その道を上手に探せる人になりたいな。
心に風を通して健やかに生きていきたい。
心地よい顔で過ごせる日々を積み重ねていきたいと思います。
皆さまの日々も笑顔で溢れますように。
お馴染み様に日頃の感謝の気持ちを込めて営業再開のご案内を送らせていただきました。
その数1300通。 創業66年の小さな宿の大きな宝物です。
祖父母や両親が今日まで築き上げてきたものの重みを感じます。
お客様に安心して宿でお過ごしいただけるようがんばらんと!
そんな気持ちでお迎えする私共に手土産や優しい言葉を持ってお越し下さるお客様。
「大変だったね」 「また来られて良かった」「甘いもの食べて元気出して」などと。
本当にありがとうございます。
ご到着時に心が和めばとフロントの飛沫感染防止のパテーションには
椿の花を飾りました パテーションはお客様との間を裂くものでなく、
お互いを思う気持ち。思いやりの仕切りです。皆さんの優しさが心に染みます。
そんな感動の日! 親戚のおじちゃんからタコをたくさんいただきました。
stay homeでたこ焼き粉がずっと売り切れてたのね。
期待ゼロでお店に行くとたくさんのたこ焼き粉!! 感動
日常が少しずつ戻ってます。思いやりの気持ちで乗り越えていきましょう。
コロナストレスという言葉も聞こえてきます。
免疫力を高め自然治癒力を高める湯治でゆったり癒されにお越し下さいませ。
6月が始まりました。
そしてしらさぎの営業も本日より再開いたします。
昨日は家族それぞれに再開の準備に奔走した一日でした。
主人は「ドライブスルー弁当」の販売最終日。
共にがんばり助け合ってきた「チーム!ドライブスルー」 (勝手に命名(笑))
への想いを胸に釜飯を持って出かけていきました。
母はしらさぎでのテイクアウト釜飯担当。
私、父、子供たちは大浴場のペンキ塗り!
2ヶ月近く空っぽだった湯舟に温泉が満ちるんだなぁ。
そう思うとこみ上げてくるものがあり泣きそう。
誰も口にはしないけど、同じ気持ちが巡ってるのがわかる。
娘は黙々とペンキを塗りながら 「がんばったらお客さん、また来てくれるよね~」
息子は「ゲンもお手伝いする!」とやる気満々。
しかし落ちていたペンキを足の裏につけたまま走り回り・・・
「ギャー!!!ペンキだらけー!!」という想定内のハプニングも(笑)
孫と娘のペンキ塗りを「ええわ!ものすごいええわ!」と連発して褒める父(笑)
そして何度となく覗きにくる母。
温泉が満ちるこの場所はしらさぎにとっても家族にとっても
大切な心のよりどころなのだと改めて思います。
再開を決めたからといって予約は入ってきません。 これが今の厳しい現実。
予約表はどこまでも真っ白。 でも、なぜだろう。
この真っ白を怖いや不安という感情より、 新たなはじまりで
クリーンな白に思えてワクワクするのは。
きっと、家族の想いがひとつであることと、この状況でたくさんの方々の
優しさに触れることができたから。 とことん落ちたらあとは上がるのみ!
前向きな性格だけどさらにパワーアップしたような気がします(笑)
テイクアウト釜飯は引き続きしらさぎで販売します。
釜飯ランチも日帰り入浴も宿泊も今日からが新しい出発です。
免疫を高め自然治癒力を高める湯治文化の大切さを改めて知る 機会を
いただいたコロナ。
椿温泉の文化、日本の湯治文化を未来に継承していくため精進します。
とにかく楽しもう。笑ってるとなんとかなる!なる!
口角上げてまいります。
皆さま椿温泉しらさぎへ湯治においで下さいませ。
のんびりゆっくり疲れを癒しに。。。
安全な外出を心がけてリラックスできたらいいね。
大浴場の空っぽの湯舟を眺めるのが日課になりました。
湯気をまといながら湯舟からあふれる温泉。当たり前に広がる光景が見られないのは
悲しいけれど、それ以上に今までの日常への感謝の気持ちが大きくなります。
今、白浜⇔羽田間の飛行機は飛んでいません。
東京が落ち着かないと再開は難しいんだろうな。
湯治宿の温泉は空港の飛行機と同じだなってふと思いました。
しらさぎでは宿泊・入浴は休業してるけれど テイクアウトをすることでお客様が
来て下さっています。 そして「がんばってね。」と声をかけて下さる。
それが私どもの心に風を通してくれ力に変わります。
空港にピアノが置かれましたよね。 演奏できる人ならすぐに行きたい!!(笑)
残念ながら関節に病のある私の指では大好きだったピアノはもう弾けません。
娘に弾いてみない?と空港へ。 今は飛行機が飛んでいないのでお客様がいません。
恥ずかしがり屋さんにはいい環境です。 ふと立ち寄って元気な音を奏でてくれる人が
いたらいいのに。 優しい曲を弾いてくれる人がいたらいいのに。
皆さんが何気ないと思っている行動が実はとってもありがたくて力に変わるから。
私もお客様の声がなかったらきっと今の前向きな気持ちにはなれていない。
飛行機が発着しない空港にピアノやラッパの音が聴こえたらそれだけで
幸せな気持ちになれる。 滑走路に向けて思いっきりラッパを吹けるってすごい!! (ラッパは有料で人数などの制限もあります)
素敵な音を奏でてくれる人がいたらいいのに。。。
空港で働いている方々の心にきっと響くはず。
そんなことをお客様の声に支えていただいている自分自身の気持ちに重ねて
思ってしまう。
アドベンチャーワールドも和歌山県民限定でオープンしましたね。
山本社長がゲートをくぐるお客様の様子に涙してました。
その気持ちがすごくわかって私も泣いてしまった。
少しずつ動き始めてる。みんなの白浜。みんなで動かしていけたらいいな。
椿温泉旅館しらさぎも6月から営業再開です。
お客様が戻ってきてくださるのか不安も多いですが
この長い休業の時間の中で「湯治」の意味とこれからの時代には
本当に必要とされる文化だということも改めて心に強く想いました。
自己免疫力や自然治癒力を高める湯治。
心を豊かにする湯治。
そんな文化を次の時代に継承できるよう精進します。
皆さま、今こそ湯治へお越し下さいませ。