日常
昼食中のお馴染み広橋さん。
トーストとコーヒーがいつものスタイル。
広橋さんのお父さん(青木さん)もまた、古いお馴染みさんでした。
親子2代でお越しいただいているお客様です。
青木さんは亡くなられて20年以上になるでしょうか・・・・。 おだやかでやさしい人でした。
私はとても小さかったので、『青木のおじいちゃん』 という名前の響きを覚えている程度なのですが、 広橋さんは、「父親は、よくあなたの事を話してたわよ」 と聞かされ、古い時のしらさぎや木造の匂いを思い出しました。 「父があなたの事を『ついこの前までは、ハイハイしていたのに保育園に通いはじめてたよ』 と驚いたように家に帰って話していた事を思い出すわ・・・。」
広橋さんがなつかしそうに、話してくれた。
「私も、あなたのお子さんを見て同じ事を思うのよね。 父がいつも感じていた思いってこれなんだなぁ・・・と思うわ」
私も広橋さんもお互いの話をそんなに深く知る訳ではないのに すごく身近に感じられ、同じ温かい懐かしい思いを持てるのは まぎれもなく青木のおじいちゃんのおかげだ。
今は亡きおじいちゃんがつなげてくれた縁なのだと ありがたく思った。
近所のおじさんから、しぶ柿が届く。 もうこんな季節かぁ・・・・。
今年も残すところ1ヶ月やなぁ・・・。
父が皮をむきながらつぶやく。
でも、こんなしぶーーい柿が、干すことで甘く美味しくなるなんて すごいなぁ。
昔の人の知恵って、ほんますごいなぁ。
ご夫婦で2食付の湯治においでになる駒井さん。 大事なお馴染みさんです(^^) 大阪からいつも年に4回来られ、6泊されます。 先日の滞在中の事。 コーヒーを飲みにフロントに来られていたので お話をしていると・・・・。 駒井さん:「私たちにも、昔から付き合いのある 人が和歌山にいてその人とたまたま、 しらさぎの話になったら女将さんと一緒に昔、保育園で働いていたって聞いてびっくり!!」
母(59歳)は、しらさぎに嫁ぐ前、保育園の先生だった・・・(何十年も昔の事だけど)
私:「えーっ?!そうなんですか?!
やっぱり駒井さんとは、縁があるんですね。」
縁がある人って、目には見えない何か不思議なものでつながっている・・・。
きっと出会うべくして出会えるんだと思う。
私が駒井さんと話すと癒されるのはきっとそういう事だと思う。
駒井さん:「私たちも、ここに来ると自分の家に帰ってきたようで落ち着くわ」
その言葉が本当に嬉しかった。
品数たっぷり♪質も良し!
●しらさぎ秋冬会席●
1泊2食付13650円(税サ込)~
一度食べてくださいね♪
お食事付きの湯治宿泊11日目の岡本さんのご夕食。
食事前に写真を撮らせてもらいました。
2週間のご予定でお越しの岡本さん。 湯治生活にもすっかり慣れたご様子です。
●焼き魚(カマス) ●白身魚のあんかけ
●和牛のしゃぶしゃぶ風 ●お野菜の煮物 ●海鮮釜飯 ●茶そば