日常
宿から歩いて10分、金刀比羅神社の「お餅まき」に
娘を連れて行ってきました。
連泊されている湯治のお客さんもちょうどいい散歩になると 10分の距離を歩いて出掛けていかれました。 私たち地元の人が「こんぴらさん」と呼ぶその小さな神社は 321段もの石段を上った山頂にあります。 150年ほど前につくられたようで、その当時の村人の大変な思いと労力が 伝わってきます。(昔の人は偉い!本当にそう感じますね) 毎年ここで、お餅まきがあるのですが、なんといっても321段! お年よりや子供が多いのでふもとにある「普門寺」でお餅まきをしました。 お寺の役をしている父は、お餅をまく人。 娘が「おじいちゃ~ん。こっちだよ~」と 恥ずかしそうにちょっと手を上げてお餅をまいてね♪ のサインをおくっていました。 そのかいあってか?! 袋いっぱいに、お餅やお菓子を拾って大満足の様子。
~長い付き合いの常連さんが多いのは宿の誇りです~
<橋本のおばあちゃんと母(女将)ロビーにて>
橋本のおばあちゃんとも40年以上のお付き合いです。
ご夫婦でお越しいただいていましたが、数年前にご主人が
他界されその後は娘さんや息子さんとお越しいただいています。
母(女将)の話では、おばあちゃんは絶対にどんな時でも
おじいちゃんの3歩うしろを歩いていたらしいです(*^^*)
それが無理にでなく夫婦間で当然のことのように本当に自然だったとういうから素晴らしいなと思います。
おじいちゃんが亡くなられ、子供やご親戚が集まっている時
「親父が何十年も通っている旅館とは、どんな所なんや?行ってみようか!!」
という事になったらしいのです。
それがきっかけで、娘さんや息子さんが初めて訪れてくれたのです。
もずくが大好きだったおじいちゃん。
その日は好物のもずくを、お供えしていただけるよう持って帰ってもらいました。
先日、久しぶりにおばあちゃんが娘さんと共においで下さいました。
母(女将)と玄関先で抱き合って再開を喜んでいるのを見ると
しらさぎと共に歳を重ねて下さったお客さんには言葉は必要ないのだと感じました。
しらさぎの歴史を一緒に歩んでくださっている橋本のおばあちゃんには
いつまでもいつまでも元気でいて欲しいと本当に願います。
満室の期間が長く続くのが夏です。
その夏も、終わり外では虫の音が聴かれます。
夏は大変な事も多い分、お客さまとの出会いも多い嬉しい季節です。
今年も、本当にたくさんのお客さまで賑わいました。
夏休みなので、お子さまも多く、可愛らしい笑顔や
楽しいおしゃべりに、夏の疲れを癒していただきました。
ありがとうございました!
来年もまた、どうぞしらさぎへおいで下さいね
~家族とスタッフみんなで、お待ちしております~
大浴場の床張替えと配管工事のため休館いたします。
●期 間● 9月1日(土)~9月4日(火)
ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いたします。
9月5日より営業いたします。皆さまのお越しを心よりお待ちしております。